勝手時空雑記

思ふこと言はでぞただにやみぬべき われとひとしき人しなければ

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

A glorious experience in true darkness

信州に建立された無宗派の仏教寺院「善光寺」 江戸時代後期「一生に一度は善光寺詣り」と謳われた、言わずと知れた信州の大寺院です。訪れたのは年の瀬も押し迫った師走。あいにくの雪が朝から降りしきる、本当に寒い一日でした。「こんな日に参拝するのは僕…

The same space in the different times

郷愁を誘う中山道夕暮れの宿場町 幼少の一時期を内陸の町で過ごしたせいか、山里の景色に郷愁を覚えます。とりわけ秋の夕暮れ時など、薄墨色の風景の中にひとり佇むと、年甲斐もなく切ない気持ちになります。写真はあまりに有名な馬籠宿。数年前の年末、先の…

A white lovely carpet in a sweet nostalgia

山間の町一面に咲く蕎麦の花 蕎麦の花を見ると、中学生の頃に亡くなった祖父を思い出します。生粋の職人だった祖父は食べものにも自分流のこだわりがあったらしく、毎年新蕎麦の季節になると信州まで足を延ばし、気に入った地粉を手に入れていたようです。し…

The God-created brain sport still developing

祖父から譲り受けた漆書きの将棋駒 昨日、渡辺明棋聖と藤井聡太七段の「第91期棋聖戦第一局」をご覧になった方も多いと思います。その後、ネット上には著名なライターや棋士の先生方から様々なコメントが多数寄せられているため、改めてここに書くまでもあり…

A close friend met in an automotive project

尾張国名物「生ういろう」(店舗限定品) 数年前、休暇で訪れた名古屋市内の下町「大須」で頂いた「生ういろう」です。当時は店先の縁台に腰掛け、アーケード街を行き交う人々を横目で眺めながら、その上品な味を楽しむことが出来たのですが、ある時期から店…