勝手時空雑記

思ふこと言はでぞただにやみぬべき われとひとしき人しなければ

2020-01-01から1年間の記事一覧

An impressed landscape in my dear old town

観るたびに欧州での生活を思い出させる一枚の絵画 ご存じの方も多いと思いますが、誰もがその名を知る十九世紀を代表するオランダの画家、Vincent Willem VAN GOGHの一枚です。現在ミュンヒェン市内、ノイエピナコテーク(Neue Pinakothek)に常設され、誰で…

A favourite pâtisserie in a northern town

北関東にて真摯に味を追求するパティスリー 今、自由に旅することは憚られる状況ですが、年に数回、意識的に訪ねる洋菓子店が北関東の小さな町にあります。とある路線のターミナル駅から歩いて数分の場所にあるこのPâtisserie、出会いは全くの偶然でした。 …

A calm hot spring in a poetic hamlet

上州の山あいにひっそりと佇む名湯 ここ数年、自由になる時間を見つけては電車に飛び乗り、観光地化していない地方の隠れた名所を訪ね歩く旅を続けています。若い頃の自分には想像も出来ませんでしたが、露天風呂にゆったりと浸かり、日々の喧騒を忘れる時を…

An excellent burger in a cozy restaurant

ドイツほぼ中央に位置する田舎町の絶品ハンバーガー 今から二年前の8月、自動車用電子機器の現地実走試験を目的に、二週間ほどドイツを旅しました。市街地よりも郊外、しかも高速道路上でのテストがメインだったため、照り付ける日差しの中、ドイツ国内のAu…

An old beautiful belfry in the Taisho era

その昔、人々に時を告げた鐘楼 昨年初夏の頃、とある町を訪れた際、偶然に見つけた美しい鐘楼です。なんでも昔、薬種商を営んでいた、とある豪商の寄付により竣工された歴史的建造物で、現在は市の重要文化財に指定されているとのこと。 鐘楼ですから、その…

The traditional sweets in German winter

Maroniと呼ばれるドイツ風「天津甘栗」 今からおよそ四半世紀も昔のこと、6年ほどドイツに住んでいたことがあります。その時、冬になると必ず食べたのが、この「Maroni(マロニー)」。ちなみに、中村玉緒さんの宣伝で有名なのは「Malony」、綴りが違うよう…

A graceful cherry tree in a small village

とある山間の村の一本桜 二月にしては暖かな冬の日、とある山あいの村まで散策に出掛けました。普段は訪れる人も多い人気の観光地なのですが、平日ということもあり、ゆっくり時を過ごすことが出来ました。 その道すがら、田舎のあぜ道の脇に咲く一本の桜の…

A break for mind in the bustling city

桜餅のセットとFinancierのセット 夕方のひととき、とある商店街の二階にある喫茶店でひとやすみ。ここは友達と何度か訪れたことがある店。近くに古い老舗の餃子専門店があり、食事後、他愛もない話をしながら、ゆったり時を過ごす場所です。迎えてくれたの…

The great landmark in the history of Europe

とある欧州の街の美しい教会 今を去ること二十数年前、車載用電子機器開発のためドイツでの駐在を命ぜられました。今では装着されていない車を探す方が難しくなったナビゲーションシステムの現地開発です。それまで出張や個人的な旅行では何度も訪れていた欧…